チチブホラゴケ
埼玉県 2006.3.4 埼玉県 2006.3.4 |
チチブホラゴケ コケシノブ科アオホラゴケ属 Crepidomanes schmidtianum 東北南部〜九州中部に分布 埼玉県秩父郡大滝村入山で発見され、伊 藤洋博士が植物研究雑誌で発表した。 山地の湿った岩場や樹幹などにやや稀に 着生する常緑性シダ。 根茎は長く這い、渇色の毛を蜜につける。 葉身は2回羽状深裂し、長さ2〜7cm。 アオホラゴケによく似ているが、やや小さく、 裂片に偽脈はない。 胞子嚢群は裂片の縁近くにつき、コップ状 の包膜に包まれる。 胞子は二面体型で、夏に熟す。 キレハオオクボシダを観察した岩場にホソ バコケシノブなどと群生していた。 (渇色の毛が密生した根茎) 埼玉県 2006.3.4 トップページへ 前ページへ |