フサタヌキモ
新潟県 2006.7.19 画像をクリック 『日本の野生植物』第5巻 平凡社刊に掲載 新潟県 2006.8.10 画像をクリック 新潟県 2006.8.10 画像をクリック (リンク画像は600×900の縦位置) 新潟県 2006.8.10 画像をクリック |
フサタヌキモ タヌキモ科タヌキモ属 Utricularia dimorphantha 平地のやや富栄養の湖沼.ため池などに 稀に生える多年生の浮遊植物。 茎は長さ10〜80cm. やや疎らに分岐、葉 は長さ2〜6cm、 多数の細裂片に分かれ、 房のように柔らかい。 花には開放花と閉鎖花があり. 捕虫嚢は ごく少数しかつかない。 7〜8月、 花茎の先端に淡黄色の開放花 を3〜5個つける。 閉鎖花は6〜9月、数節おきに1個ずつつ き、球状で1〜2mm、短い柄がある。 岩手・秋田・新潟・石川・愛知・京都の6府 県に分布するが、産地は少ない。 佐久平駅で. 友人のYさんと待合わせ. 新 潟を目指すが.上信越自動車道は豪雨の 影響で通行止めになっていた。 渋滞の一般道へ下り、千曲川沿いを進む と川はものすごい濁流、各地で消防隊員 が警戒にあたっていた。 やや諦めモードの中、 新潟に入ると薄日 の指す絶好のコンディションだった。 フサタヌキモは咲きはじめだったが .幻の 植物に何度もシャッターを切った。 ため池近くに住み、 開花情報をご連絡い ただいたYさん一家に感謝しつつ. 自生地 を後にした。 (2006.7.19記) (閉鎖花) 新潟県 2006.8.10 画像をクリック 新潟県 2006.8.10 画像をクリック トップページへ 前ページへ |