サギソウ
ラン科ミズトンボ属
Habenaria radiata

関東地方以西、四国、九州に分布
日当たりの良い湿地などに稀に生える
高さ15〜40cmの多年草。
和名は花の姿からシラサギ(白鷺)を連
想したことに由来する。
環境省に従いミズトンボ属(Habenaria)
としたが、サギソウ属（Pecteilis）とする
研究者もいる。
ミカワシオガマの撮影に訪れたある湿
地(岐阜県)でミズギク、サワギキョウな
どと生育していた。
埼玉県に自生していた記録は無く群馬
県も明治時代の標本である。
群馬県は標高1000mを越える場所での
ネット情報もあるが.不自然である。
明治以降の記録報告は一切無く.人為
的に持ち込まれた植栽と言える。
2022年発刊の群馬県版RDBによれば
1890年.県内で採取された票本が2007
年に見つかったと記されている。


　　　 岐阜県　２００４．８．１７　画像をクリック

　　　栃木県　２００６．８．２２　画像をクリック

　 　 　愛知県　２００７．８．７　画像をクリック

　　　 栃木県　２０１０．８．１６　画像をクリック

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