シロバナナガバノイモチソウ


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  シロバナナガバノイシモチソウ
モウセンゴケ科モウセンゴケ属
Drosera makinoi

貧栄養の湿地などに極めて稀に生える
高さ7〜35cmの1年生の食虫植物。
葉の上面に長腺毛があり、先端から粘
液をだし、虫を捕らえる。
葉は長さ4〜7cm、幅1〜2mmの線形で、
先は細長く、糸状になる。
6〜10月、葉腋に白色の小さな5花弁を
疎らに3〜15個つける。
栃木県の2箇所で観察しているが、1箇
所はダムの水位が上がり、消滅した。
従来、ナガバノイシモチソウの1品種で、
学名:Drosera indica f. albifloraになって
いたが、基本種に格上げされる。
1930年、 栃木県上三川町の磯川湿地
で採集したサンプルを基に正宗厳敬博士
が、Drosera makinoと記載する。
その後の経緯は定かでないが、学名は
Drosera indicaとなってきた。
栃木県で新たに発見された白花品に
愛知教育大の渡辺幹男教授が関心を
示し調査・研究を重ねた結果、 赤花と
は別種と解明、植物誌で発表した。


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