シテンクモキリ(新種)
(新種発表前) 長野県 2007.7.19 画像をクリック (新種発表前/タテシナクモキリ《仮称》) 長野県 1999.7.8 長野県 2007.7.19 画像をクリック (リップ付根の紫点が特徴) 長野県 2008.7.9 画像をクリック 長野県 2007.7.19 画像をクリック 長野県 2007.7.19 画像をクリック 長野県 2008.7.9 画像をクリック (産地A) 長野県 2010.7.5 画像をクリック (紫点の薄いタイプ・産地B) 長野県 2010.7.7 画像をクリック (産地B) 長野県 2010.7.7 画像をクリック 石川県 2016.7.10 画像をクリック 長野県 2017.7.19 画像をクリック 長野県 2017.7.19 画像をクリック 長野県 2017.7.19 画像をクリック 長野県 2018.7.12 画像をクリック 長野県 2018.7.12 画像をクリック 長野県 2018.7.12 画像をクリック (花期終盤) 群馬県 2019.7.21 画像をクリック 群馬県 2020.6.27 画像をクリック 群馬県 2020.6.27 画像をクリック 群馬県 2020.6.27 画像をクリック 群馬県 2022.6.25 画像をクリック |
シテンクモキリ ラン科クモキリソウ属 Liparis purpureovittata 2008年3月、堤 千絵、遊川知久氏によって 日本植物分類学会で新種発表された。 中部地方〜北海道の明るい林床や湿った 場所に生える高さ10〜25cmの多年草。 クモキリソウ、フガクスズムシなどに似るが、 唇弁の色や形、ずい柱の翼の形、側萼片 の巻きや幅などで区別できる。 側萼片はねじれ、強く外側に巻き、唇弁基 部の幅は急に狭まる。 唇弁は緑色、中央の溝に紫点がある。 6〜7月、クモキリソウに似た緑色の花を茎 上部に4〜14個つける。 1999年7月、リップに過度の巻き込みが無 く.付根に紫点のあるリパリスを発見した。 今井建樹先生に報告すると「チクマジガバ チ、アズミクモキリと呼ばれているタイプで あろう」と教示いただいた。 (タテシナクモキリ<仮称>)としてアップする。 この時、今井先生が採集した標本は信大 の標本庫に収められている。 2007年、8年ぶりに観察したが、個体数は 30数株に増えていた。 これまでタテシナクモキリ、チクマジガバチ、 アズミクモキリ、 ナンブクモキリなどと呼ば れてきたものが、本種に該当する。 和名は紫点(シテン)のあるクモキリソウか ら名づけられた。 今回の新種発表にあたっては筆者もサン プル(液浸標本)で協力した。 (新種発表前) 長野県 2007.7.19 画像をクリック 長野県 2007.7.19 画像をクリック 長野県 2007.7.19 (新種発表後の初撮影) 長野県 2008.7.9 画像をクリック 長野県 2008.7.9 画像をクリック 長野県 2009.7.1 画像をクリック (産地A) 長野県 2010.7.5 画像をクリック (産地A) 長野県 2010.7.5 画像をクリック (紫点の薄いシテンクモキリ・産地B) 長野県 2010.7.7 画像をクリック 石川県 2016.7.10 画像をクリック 長野県 2017.7.19 画像をクリック 長野県 2017.7.19 画像をクリック 長野県 2017.7.19 画像をクリック 長野県 2018.7.12 画像をクリック 長野県 2018.7.12 画像をクリック 長野県 2018.7.12 画像をクリック (花期終盤) 群馬県 2019.7.21 画像をクリック 群馬県 2020.6.27 画像をクリック 群馬県 2020.6.27 画像をクリック 群馬県 2020.6.27 画像をクリック 群馬県 2022.6.25 画像をクリック トップページへ 前ページへ |