ウスイハナワラビ


神奈川県 2007.12.10 画像をクリック

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  ウスイハナワラビ
ハナヤスリ科ハナワラビ属
Botrychium nipponicum var. minus

アカハナワラビの変種
1933年、原寛博士が「植物研究雑誌」
第9巻2号で発表した。
本州中部の山地(標高750〜1500m)に
生える長さ30cm以下の冬緑性シダ。
葉身は裂片がきっちり並び、 3裂する
羽片は短く、裂片の縁は細鋸歯。
栄養葉は幅3〜10cm、最下羽片の第
一小羽片は1〜3cmと小さい。
和名は最初の発見地、碓氷峠 (群馬
県)に由来する。
アカハナワラビとの関係は微妙であ
り、研究が必要」との記述もある。
ウスイハナワラビについての詳しい文
献が少なく、同定には苦慮する。
ウスイハナワラビとした決め手は撮影
地に採集記録があること、シダに詳し
いS先生の 「しいてといわれればウス
イハナワラビ」との助言による。


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