ブコウマメザクラ3


群馬県 2019.4.6 画像をクリック

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  ブコウマメザクラ
バラ科サクラ属
Prunus incisa var. bukosanensis

埼玉県から群馬県にかけての石灰岩地に
稀に自生する落葉小高木。
マメザクラの変種. 母種との違いは萼が太
い筒型で.雄しべは萼筒より短い。
葉は長さ5〜8cmで約2倍の大きさ、両面と
もほとんど無毛である点で区別される。
1936年、檜山庫三博士が採集、本田正次
博士がタカネザクラの変種とした。
1953年、原寛博士は富士火山地帯に分布
するマメザクラが、武甲山石灰岩地に適応
分化した型として命名した。
4月中旬、埼玉・群馬県境の二子山に登る
と、小さな花をまばらにつけたブコウマメザ
クラを見ることができる。
この季節は珍しいチョウセンナニワズ など
も咲いており、山歩きが楽しい。
石灰岩地帯のみ自生とされてきたが.里見
哲夫氏によって.緑色岩地帯、疑灰角礫地
にも生育すると.報告された。


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