チチブドウダン


埼玉県奥秩父 2001.5.10
  チチブドウダン
ツツジ科ドウダンツジ属
Enkianthus cernuus var. matsudae

関東地方〜近畿地方に分布
山地〜深山の岩尾根等にやや稀に生える
高さ2〜4mの落葉低木。
1912年、 奥秩父の大日向で採集した標本
を基に小松春三氏が命名した。
シロドウダンの変種で、花が深紅で花冠か
ら花柱が抽出するのが特徴。
葉は互生、枝先に集まってつき、葉の縁に
は細かな鋸歯がある。
5〜6月、 枝先に総状花序を出し、淡紅色
の花を多数つける。
群馬県は産地が限られている。

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