チチブリンドウ2


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(蕾)
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(果実)
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  チチブリンドウ2
リンドウ科シロウマリンドウ属
Gentianopsis contorta

別名:ヒロハヒゲリンドウ
1952年、清水大典氏 (植物研究家)が、秩父の
十文字峠付近(石灰岩地帯)で発見した。
石灰岩地帯の岩礫地や草地などに稀に生える
高さ5〜30cmの1年草または越年草(多年生)。
茎は直立し、しばしば分枝、葉は対生し、卵状
楕円形で先はまるく、主脈はやや凹む。
9〜10月、枝先に淡紫色の花を数個つける。
「秩父で発見された ヒマラヤ系のリンドウ科植
物について」によると、同定した佐竹義輔氏は
最初、リンドウ属の新種と考え. 学名は発見者
清水大典氏を記念して (Gentiana simizuana)
和名はチチブリンドウを用意していた。
しかし、その後、 東大植物学研究室所蔵の標
本(満州得利寺産)を調べ、ヒロハヒゲリンドウ
であることが判明した。
ヒロハヒゲリンドウは 秩父産のものにはピッタ
リしないので. チチブリンドウと呼ぶ方が親しみ
があると記している. (埼玉県自然科学博物館
研究報告第6号1955)
別名のヒロハヒゲリンドウは葉が広く毛細状の
根茎がヒゲ状であることに由来する。
リンドウ科の権威大場達之先生はチチブリンド
ウには多数の菌が入り込んでおりホソバノツル
リンドウにも同じ菌が共存する。
チチブリンドウが分布できるのは. 共生菌が存
在するところに限られ.全ての産地でホソバノツ
ルリンドウ共存していると記している。
現在確認されている産地は埼玉(3)、群馬(1)、
長野(3)、滋賀県(1)の8ヶ所のみである。 
1952年、清水大典氏 (植物研究家)が、秩父の
十文字峠付近(石灰岩地帯)で発見した。
筆者は長野、群馬、埼玉県の5ヶ所で観察して
いるが、個体数は極めて少ない。
環境省の第3次 (2007) レッドリストはCRだった
が、同年の第4次 (2007)見直しリストではENに
ランクダウンされた。
理由は群馬県の産地に300個体以上.出現した
事が要因と思われるが、その産地も2015年現
在、30個体未満に激減した。
次回の第5次見直しリストではCRとして復活す
ると確信している。

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