ゴゼンタチバナ


長野県蓼科山 2003.7.17 画像をクリック

(緑花品) 
長野県八ヶ岳 2005.6.30 画像をクリック

(果実)
長野県 2015.9.11 画像をクリック
  ゴゼンタチバナ
ミズキ科ゴゼンタチバナ属
Chamaepericlymenum canadense

亜高山の針葉樹林帯にやや稀に生える
高さ5〜15cmの常緑の多年草。
葉は未開花の4個、 花のある株で6個が
輪生状につき、広楕円形。
茎頂から1個の花柄を立て、 ひとつの花
に見える1花序をつける。
白色(緑色)の4個の花弁に見えるのは総
苞で、中央に小型の花が頭状に集まる。
和名は石川県白山の御前岳(最高峰)と
橘の実になぞらえたもの。
八ヶ岳では花(総苞)が緑色のゴゼンタチ
バナも稀に見られる。
花に見える4枚は総苞なので、 先祖返り
と云えるかも知れない。
2014年7月. 知床で観察した個体は花に
綺麗な赤い斑が入っていた。


         (左の個体は奇形?帯化?) 
   長野県八ヶ岳 2006.7.14 画像をクリック

              (果実)
      長野県八ヶ岳 2007.9.3

              (果実)
    長野県 2015.9.11 画像をクリック

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