ハタケテンツキ


栃木県渡良瀬遊水地 2005.10.1 画像をクリック

栃木県渡良瀬遊水地 2005.10.1

栃木県渡良瀬遊水地 2006.9.15

栃木県渡良瀬遊水地 2008.9.19 画像をクリック
  ハタケテンツキ
カヤツリグサ科テンツキ属
Fimbristylis stauntonii

原野、路傍、畑などに極めて稀に生える
高さ7〜15cmの1年草。
小穂は淡緑色で一部黄褐色を帯び、痩
果は狭長楕円形で無柄、棍棒状の突起
がない。稈は叢生し、細い。
花柱は果時にも脱落しない。
現在確認されている都道府県は栃木県
(渡良瀬遊水地)のみである。
(千葉県は現状不明)
渡良瀬遊水地は1メッシュで、僅か10数
個体が生育しているだけである。
記述は「改定日本の絶滅のおそれのあ
る野生生物」(環境庁編)を引用した。
環境庁の評価(1997)は最高ランクの絶
滅危惧TA類(CR)である。
見直しリスト(2007)では絶滅危惧TB類
(EN))にランクが変更された。
この珍しい植物をご案内いただいたMO
さんには、記して感謝の意を表したい。

   


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   栃木県渡良瀬遊水地 2007.9.26

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