イヌハコネトリカブト


群馬県 2009.8.30 画像をクリック

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  イヌハコネトリカブト
キンポウゲ科トリカブト属
Aconitum parahakonense

関東地方〜中部地方に分布
山地の林内や林縁などにやや稀に生える
高さ60〜200cmの多年草。
葉は3〜5中裂、 切れ込みはやや浅く、長
さ6〜20cm、幅6〜20cm。
花柄には開出毛が密生、雄蕊はふつう無
毛、毛のあるものもある。
上萼片は僧帽形で、嘴は水平につき出し
花弁の距は太くて長い。
よく似たヤマトリカブトの花柄は屈毛だが
本種の花柄は開出毛である。
吾妻の植物に詳しい増田公平氏(2009没)
にイヌハコネと教示いただいた。
増田公平氏には記して感謝の意および
弔意を表したい。(合掌)
日本の野生植物U(1982)平凡社刊にイヌ
ハコネトリカブトは記載されている。
改訂新版日本の野生植物2(2016)平凡社
刊にイヌハコネトリカブトは載っていない
画像は1982年発刊時.発表されていなかっ
たセンウズモドキの可能性もある。


          (花柄の開出毛に注目)
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