カサネギヨシナガマムシグサ(仮称)
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カサネギヨシナガマムシグサ(仮称) サトイモ科テンナンショウ属 Arisaema undulatifolium var. yoshinagae (学名はヨシナガマムシグサ) 山地〜亜高山の林内や林縁に生える 高さ20〜50cmの多年草。 葉はふつう2個つき、葉鞘部は全高の 半分程度、小葉は7〜9個。 仏炎苞は葉の展開前に開き、濃紫色 〜緑色で白条が入る。 口辺は狭く開出し、舷部は4.5〜7cmの 卵形で、先はやや鋭尖頭になる。 今年、観察した個体は仏炎苞が2枚重 なっている奇形として記録した。 後日、「信州の珍しい植物」を捲ってい ると仏炎苞が2枚重ねのカサネギアシ ウテンナンショウが載っていた。 奇形のようでもあり、そうでもないよう にも考えられると記述している。 和名は仏炎苞を花の着る着物に見立 て、重ね着としたと結び、学名(f.bigen iinatusspatha)もついている ここではカサネギヨシナガマムシグサ (仮称)として紹介したい。 この日同行したAさんが、翌日帰らぬ 人となったのはとっても悔しい! ![]() 群馬県多野山地 2010.5.18 画像をクリック トップページへ 前ページへ |