モイワラン


(珍しい葉のあるタイプ)
埼玉県 2009.5.31 画像をクリック

(珍しい葉のあるタイプ)
埼玉県 2009.6.4 画像をクリック

(標準の無葉タイプ)
長野県 2009.6.17 画像をクリック

(蕾)
長野県 2009.6.6 画像をクリック

(花期終盤)
長野県 2008.6.24 画像をクリック

(果実期)
石川県 2012.7.14 画像をクリック

2017.6.18 画像をクリック

2017.6.18 画像をクリック
  モイワラン
ラン科サイハイラン属
Cremastra aphylla Yukawa

山地の針葉常緑樹林下などに稀に生える
高さ15〜30cmの多年草。
北海道藻岩山で最初に見つかり、1999年、
遊川博士が新種として発表した。
菌寄生に強くシフトした生活史を展開、全
く葉が生じないとの記載文もある。
5〜6月、褐色を帯びた赤紫色の美しい花
を総状に多数つける。
埼玉で見た個体は小さな葉を1枚つけてい
たが、遊川博士によって葉のあるタイプの
モイワランと同定されている。
幸いにも埼玉・長野の3ヵ所で観察する機
会に恵まれたが、沢沿いのスギ植林地で
ホダギがあるなど全て共通していた。
埼玉の産地にサイハイランは見当たらな
かったが、 長野の産地は5mほど離れた
場所にサイハイランが自生していた。
長野の産地で両種が混生していたことは
モイワランの起源を知る上で興味深い。
(環境省評価:絶滅危惧TA類)


    埼玉県 2009.6.4 画像をクリック

        (小さな葉をつけた個体)
    埼玉県 2009.5.31 画像をクリック

          (露出していたバルブ)
    長野県 2009.6.17 画像をクリック

              (蕾)
    長野県 2009.6.6 画像をクリック

            (花期終盤)
    長野県 2008.6.24 画像をクリック

             (果実期)
    石川県 2012.7.14 画像をクリック

     2017.6.18 画像をクリック

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