ニオイオオタチツボスミレ


長野県 2006.5.10
  ニオイオオタチツボスミレ
スミレ科タチツボスミレ類
Viola kusanoana x V. obutusa

ニオイタチツボスミレ×オオタチツボスミ
レの自然交雑種
1977年、浜栄助氏が長野県大町市の
居谷里湿原で発見した。
花は中型丸弁の濃紫色で、花芯部から
色が抜けて白く、芳香がする。
距は太く扁平で淡紫色または白色。
茎、葉ともニオイタチツボスミレ状に毛が
多く、葉は心形〜卵状心形。
上部の葉は長楕円状披針形になる。
「信州のスミレ」にも写真が載っていない
本種を求め、タイプ地を訪れる。
目的のスミレは遠くからでも雑種と分か
る大株で筆者を迎えてくれた。
初めて見るスミレに何度も何度もシャッ
ターを切った。


       長野県 2006.5.10

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