サンチュウトリカブト


群馬県 2020.9.30 画像をクリック

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  サンチュウトリカブト
キンポウゲ科トリカブト属
Aconitum ohmorii

基準標本:群馬県
2009年.大森威宏氏が群馬県で発見.
2019年. 門田氏が新種発表した。
石灰岩地帯の林床にごく稀に生える
高さ80〜120cmの多年草。
葉は3中裂〜深裂. 葉裂片に粗い鋸
歯があり.先の尖りは様々。
葉裏の脈上に長い直毛が出ることも
特徴の一つとされる。
9〜10月. 円錐状の散房花序に青紫
色の美しい花を密につける。
花硬は腺毛混じりの開出毛. 上萼片
の嘴は短く. 距は強く巻きこむ。
和名は最初の発見地.山中地溝帯に
由来.学名は大森氏への献名。
筆者は2020年9月30日.群馬県第2の
産地を南西部で発見する。
証拠標本は群馬県立自然史博物館
の大森学芸員へ収めた。


    (花硬は腺毛混じりの開出毛/嘴部は短い)
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