ユウシュンラン


長野県 2005.5.10 画像をクリック

長野県 2005.5.10 画像をクリック

長野県 2011.5.16 画像をクリック
  ユウシュンラン
ラン科キンラン属
Cephalanthera erecta var. subaphylla

北海道〜 九州にいたる落葉樹林のやや
湿った場所に生える野生ラン。
地上部の高さは15cmたらず、地下も同じ
位い深い所に、短い根茎とやや肥厚して
先の膨れた根が多数でる。
葉は大部分が鞘状で、 上部の1〜2枚が
緑色である。
4〜6月、茎頂に白色の小さな花が2〜3
個半開して咲く。
和名は植物学者の工藤祐舜博士を記念
し、命名されたもの。
植物の種類が多い信州にしては意外に
も、長年未確認種 (長野県植物誌1997)
になっていたが、1998..4.29 北信地方で
初めて自生が確認された。
KIさんからの連絡で2000.5.30に撮影した
が.落葉樹林の道路法面に100個体以上
が点在していた。
妙義山. 秩父山系. 多野山地でも観察し
ているが. 出会う機会は少ない。


        群馬県 2007.5.4

        群馬県 2007.5.4

    長野県 2011.5.16 画像をクリック

トップページへ  前ページへ