イイヌマムカゴ


群馬県 2019.8.3 画像をクリック

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  イイヌマムカゴ
ラン科ツレサギソウ属

Platanthera iinumae

山地〜深山の林床などにごく稀に生える
高さ20〜30cmの多年草。
葉は長さ8〜15cm.幅1.5〜4cmの長楕円
形で.縁は波打つ。
7〜8月.茎の上部に淡緑色(唇弁は白色)
の花を穂状に多数つける。
和名のイイヌマは江戸時代の植物学者
飯沼慾斎を記念して名づけられた。
群馬県植物誌(1968)群馬県植物誌改訂
版(1997)に記載されているが.写真.証拠
標本の有無は掲載されていない。
2015年7月. 群馬県在住Yさん撮影が群
馬県初発見と思われる。
2019年この山域の植物に精通している
Yさんに同行していただき.憧れのイイヌ
マムカゴを観察した。
13個体出現したことからYさんの了解を
得て1個体採集する。
証拠標本1点はその日の中に群馬県立
自然史博物館に収めた。
情報を提供してくださったYさんには記し
て感謝の意を表したい。


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