オオアブノメ


栃木県 2004.5.19

(開放花) 
栃木県 2007.5.18 画像をクリック

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  オオアブノメ
ゴマノハグサ科オオアブノメ属
Gratiola japonica

低地の湿地や水田などにやや稀に生える
高さ10〜20cmの1年草。
茎は太く、葉は対生し、先は尖り無毛。
花冠は白色で筒形、 長さ4〜5mm、多くは
閉鎖花となって開かないことが多い。
多くは閉鎖花とされるが、ここ渡良瀬遊水
地は開放花が意外と多い。
湿地開発や農薬の使用などが、減少の主
要因とされている。
渡良瀬遊水地は1ヶ所で見られるが、いま
のところ個体数は安定している。
ただ、1年草の宿命として翌年も出現する
保障は全くない。
オオアブノメが自生する泥炭地にはコイヌ
ガラシ
アズマツメクサなども見られる。


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