アズサバラモミ
![]() 長野県南佐久郡 2005.11.21 画像をクリック ![]() (樹皮) 長野県南佐久郡 2005.11.21 |
アズサバラモミ マツ科トウヒ属 Picea maximowiczii var. senanensis ヒメバラモミの変種。 1940年、清水大典氏が、長野県南佐久 郡川上村梓山で発見した。 ブナ帯〜亜高山帯にやや稀に自生する 高さ20mほどの常緑高木。 やや水平に枝を出し、樹幹は円錐形。 樹皮は灰褐色でやや厚く、 古くなると不 揃いな鱗片状に剥がれ落ちる、 ヒメバラモミに比べ、葉がやや長く、長さ 1.2〜1.8cm。 球果は長さ7.5〜9cm、直径2.5〜3cmで、 種鱗や種子も母種より大きい。 画像のアズサバラモミは清水大典氏が、 発見した株で樹齢約200年とされる。 清水大典氏が発見した植物はチチブイ ワザクラ・チチブリンドウ・チチブベンケ イなど数多くある。 環境省がレッドリストを発表した時の評 価は情報不足だったが、 レッドデータ ブックでは削除されていた。 現地調査で多くの個体群が発見された ことが、削除理由と思われる。 ![]() (球果) 長野県南佐久郡 2005.11.21 画像をクリック ![]() 長野県南佐久郡 2005.11.21 トップページへ 前ページへ |