ニシキコウジュ


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ニシキコウジュ
シソ科ナギナタコウジュ属
Elsholtzia splendens

別名:ニシキナギナタコウジュ
日本では長野県東部に唯一自生する満鮮要素の植物
1992年9月、花里弘氏によって発見される。
今井建樹氏が採集し、清水建美氏が同定した。
山地の針葉樹林内や林縁、路傍などにごく稀に生える
高さ10〜50cmの1年草。
花冠は基部で曲がり、先端は濃紅紫色。
「清水建美・今井建樹共著 長野県で発見されたニシキ
コウジュ」に下記の区別点が記載されている。
ニシキコウジュ
小花序の花は5〜7個、花冠は濃紅紫色、
長さ7〜10mm、 外面に長毛を密生、雄ずいおよび花柱
は長く抽出する。
苞は、幅8〜10mm、外面に微毛を密生する。
ナギナタコウジュ
小花序の花は3〜5個、花冠は淡紅紫色、長さ4〜5mm、
雄ずいおよび花柱は短く抽出する。
苞は、幅4〜6mm、花序の径は5〜7mm、小花序の花は
ふつう3個、苞の外面は無毛、短い縁毛がある。
フトボナギナタコウジュ
花序の径は1cm内外、 小花序の花はふつう5個、苞の
外面に短毛があり、長い縁毛がある。
(植物地理・分類研究 第42号第1号 1994年6月発刊)
9月下旬、東信の自生地を訪ねると一面シソの強い匂
いがただよっていた。
この美しい植物が奥深い山中で、誇らしそうに咲いてい
る姿を見ると、たまらなく嬉しくなる。
2007年以降の撮影は新たなページを設けた。


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